『はぁ・・・・・いつまで入院してなくちゃいけないんだろぅ・・・・?』



そう独り言で不満を言ってるとドアが開いた

入ってきたのは兄。最近は忙しかったらしく、お見舞いに姿を見せてなかった


『ぁ、お兄ちゃんッ♪♪』



「よぉ!元気にしてるか――――??」



『ん〜。まぁねww時々発作が起きるけど元気だよー♪』



「そっかw元気そうでよかったよ♪」



『ねぇ、お兄ちゃん。私っていつになったら退院できるんだろ〜。もう16だよ〜?』



「もうすぐ帰れるって言ってたけどなぁ・・・・。」



『本当に?!うれしーーー!!wぁ、何か曲でも聞く??』



「おぅ。お前が1番聞きたいやつで・・・ww」



『え〜。何がいいかなぁ〜??』


CDラックを探っていると、懐かしいCDが出てきた

あの時、と2人でよく聞いてたw-inds.のデビュー曲だった


『わぁ。懐かし・・・これでも聴こうかな♪昔好きだったんだよねー。
 今はもうがファン辞めてから聴いてないんだけどさぁ・・・・』


そう言いながら【Forever Memories】をデッキに入れた

流れ出したのは、あの時聴いてたハートンボイス・・・・

何故か分からないけど、あの時以上に胸にグッっと響いた




「あっ!これw-inds.だろッ??」



『えっ。お兄ちゃん知ってるの?!』



「知ってるも何も、このメンバーの1人が俺の親友だもん。」



『Σはっ・・・・??何言ってんさッ・・・・;;;』



「お前、信じてないだろ〜??本当なのにw」



『信じるも何も、そんな事初めて聞いたしッ!!(笑)』



「CDとか、DVDとか、あいつのために買ってやってるんだぞ〜w」



『えっ!!聞きたい見たいッ♪持ってきてーーー!!!』



「いいよ・・・。・・・・ってかお前ファンだったっけ??それこそ初耳だぞw」



『あれ?言ってなかったけ??(笑)昔はファンだったんだよ・・・。
 でも、また聴きたくなったの♪♪いつか、持ってきてよー??』



「はいはい・・・;;;困ったお姫様だ・・・;;」















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