次の日、兄は本当にCDとDVDを持ってきた
写真集はさすがに男だから買えなかったらしい・・・・(笑)
私の知らない間にCDやDVD、たくさんの作品を出していた
テレビに映る3人は、あの時と見ていた3人と違う・・・・声も変わり、雰囲気もガラっと変わった
「カワイイ」というイメージはすっかりなくり「カッコイイ」としか言えなかった・・・・
それに、存在が遠くなった気がする・・・・プロとしての意識が強くなったのか・・・・
もう、初々しい3人の姿はそこにはなかった
『わぁー!!カッコイイーーーー////』
「だろっ?(笑)つい、この間、こっちでライヴがあってさ〜。
大切な親友のために見に行ってやったよw」
『えッ?!ライヴがあったの〜?いいなぁ・・・・行きたかったなぁ。。。。』
「ダーーーーメ!!お前は病気が治ってからな♪」
『ぢゃぁ、治ったらライヴに行きたい♪絶対に行く!!!』
「そんなに行きたいの?なんで??」
『なんかさ、この人達って輝いてるじゃん!!!たくさん体動かして、お腹の底から歌ってさ♪
自分が出来ない事を一生懸命やってる3人の雰囲気が知りたいな・・・・。』
「・・・・。治ったら俺が連れてってあげるよ。約束する。」
『うんっ。約束だよ♪』
それから、しばらくして「もう大丈夫だから退院していい。」
そう告げられ、喜んで退院した。
でも、分かってた・・・・・・本当は治ってなんかないって事・・・・・
自分の人生の終わりが近いってコト・・・・・・
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