・。・。・・第6話・。・・・。
開演して5分・・・・・
w-inds.の歌声と共にFANの声も聞こえる
そんな中、の出るパートが始まった・・・・・
『よしっ。大丈夫。行こうっ!』
そう心に念じながらステージに立った・・・・・・
本番はリハの時とまったく違い威圧感がすごかった
FANの熱気、慶太、涼平、龍一の迫力・・・・・・
すべてに押し負けそうになりながらもは精一杯踊った。。。。。。
ミス一つなく、完璧に・・・・・・
でも、どこか硬い感じが残ったまま終わった・・・・
の出るパートの前半が終了し、ステージではMCがあっていた
3人のMCをステージ裏でこっそりとは聞いていた。。。。。
すると、こんな話題が・・・・・
「今回のバックダンサーさんの1人が福岡限定参加なんですよ!!!」
「「(ファン)おぉぉ!!!!!」」
「そうなんだよねぇ〜。。。。1人来れなくなって緊急に頼んだらOKくれまして。。。」
「名前はねぇ。。。。RAIって言うんですよっ!!まだ、僕たちよりも年下なんです!!」
「「(ファン)キャーー!!(///▽///)RAI−−−!!」」
「いやっ、呼んでも出できませんよっww笑))」
「「(ファン)(笑)」」
「まぁ。そーゆーことなんでチェックしてみて下さいっ♪」
ステージではのことが話題になっていた。。。。。
と他のダンサーはバックステージで3人のMCを笑いながら聞いていた
「「3人もやってくれたな〜www」」
後ろでダンサーが笑いながら言った
『えっ。。。。。??』
「「チャンがんばれよっ!!もっとプレーッシャーかかったぞっ!!笑))」」
3人はの紹介をしたと同時ににプレッシャーを与えていたのだ。。。。
『えぇ〜〜。。。。;;;;はいっ。がんばりますっ。。。。。』
3人のMCが終わるとすぐのパートの後半に入った
前半と同じようにステージに出たが何かが違う・・・・・
『(あれっ??さっきからいろんな子と目が合うなっ。。。。)』
それもそのはず・・・・
さっきの3人のMCでいっきにFANはにも注目していた・・・・・
手を振る子も居れば、近くで踊ると名前を呼ぶ子も居る。。。。。。。
そんな子達にはアイコンタクトしたり、笑顔で微笑んだりした。。。。。
はFANの温かさに感動し、決心した。
ここはいつも私が踊ってるステージと違う。
最高のステージなんだ。
私も夢が叶った。。。。。
今ここで私はw-inds.のバックダンサーとして3人と踊っている・・・・
こんなに温かいFANの子達の前で踊ってるんだ。。。。。
よしっ!!いつもみたいに踊れる気がする!!
いつもの自分を出さなくちゃっ!!
そう決めたは、さっきの3人のMCとFANの温かさのおかげで
一気に緊張はほぐれ、120%の力で踊っていた。。。。。。
のパート後半も終了し、残すところダンスソロだけとなった。。。。。
そして、ダンスソロが始まり、一番最後での出番が来た・・・・・
『うわぁ〜〜;;;;;緊張するなぁ。。。。。』
緊張してるの背後には着替えを済ませた3人がいた。。。。。
「チャンなら大丈夫だよっ!!涼平クンにも認めてもらったんだしっ!!」
「さっきの笑顔で踊っておいでっ☆」
「チャンならできる。僕が認めた子なんだから。。。。。
さっきの笑顔で思いっきり楽しんでおいでっ♪」
『はいっ♪♪がんばってきますっ!!』
慶太、龍一、涼平の順にエールを言い、一人ずつ頭をポンッと叩いた。。。。
そんなエールを貰ったは元気よくステージに飛び出していった。。。。
―――――RAI`sソロ―――――――――
のソロパートは約1分程度。
短い時間だが、この時間に全神経をかけていた・・・・・
が踊りだすとFANが名前を呼び、手を振り、歓迎してくれた。。。。
はそれがうれしくてたまらなかった。。。。。
いままで、練習してきたことを思い出しながら、
いろんな人へ感謝の気持ちがいっぱいになりながら・・・・・
最後まで最高級の笑顔で踊った・・・・・・
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