そんな話をしてると、彼女が戻ってきた。エプロン姿でこっちに来て、
「オムライスはケチャップでイイょね??」と聞く。
大好きなご飯を作ってくれたうれしさに、「うんッ!!^^」と声をはりあげて返事をしてしまった。
彼女は、俺の返事にクスクスっと笑い、キッチンに姿を消し、
オムライスがのった皿を持って戻ってきた・・・・・
「はい、どうぞ♪」
お皿には、綺麗に飾り付けがされている、おいしそうなオムライスがのっかている。
『いただきまーすッ♪』
彼女の作ったオムライスは美味しかった。今まで食べた中で、1番おいしい。って思えるぐらい・・・
“好きな子の作った料理は何でもおいしく感じる”って、このことかな・・・・・。
『ふぅ・・・♪ご馳走様!!』
「どぅですか??おいしかったですか??」
『うん!美味しかったよッ!!ってか、その敬語やめない???』
「え・・・・。でも、年上だし・・・・・・・」
『いいって。んで、何て呼べばイイ??あ。俺の事は“涼平”でいいから♪』
「あ。じゃぁ、“”でいいです・・・・・」
『じゃぁ、ね♪呼び捨てでいい??』
「あ、はい・・・・。」
『こらっ。敬語やめろって。』
「う、うん・・・・」
『よし、それでよろしいッ♪』
「でも、涼平君って呼ばせて??呼び捨てってなんか、ニガテで・・・・;;;」
『しょうがないなぁ〜ww』
「ありがとうッ☆涼平くん♪」
“涼平くん”この響きがやけに嬉しい・・・・・。別に、特別にだけが名前を呼んでるワケじゃない
のに、なんか、うれしかった。
これってやっぱり恋だよね・・・・・??
『なぁ、。聞いていいことか分かんないんだけど、もう病気は治ったの??』
「う、うん・・・・・多分ね。。。」
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