・。・。・。第2話・。・。・。・
「じゃぁ、自己紹介をしてもらおうかっ。まず、サンから。」
『・・・・・ です。福岡から転校してきました。よろしくおねがいしますm(。_。)m 』
うわ〜。。。。緊張するぅ・・・;;;; 恥ずかしい↓↓(o>(ェ)<;a)
「じゃぁ、次は、桐谷くん。」
「「桐谷 翔です。福岡から来ました。よろしくおねがいします・・・・・」」
桐谷君かぁ〜。。。。。。ん??福岡っ??もしかしたら家が近かったりしてねっ。
まぁ。この人には近づかないようにしとこっ;;;
「じゃぁ、2人とも席について。」
席に行くと、後ろは桐谷君。前は、可愛らしい女の子。席につくと、
さっそく前の子が話かけてくれた。
「ねっ、チャンでイイかなぁ??私のことはって呼んでっ♪♪」
『ぅんっ!!でイイよっ☆よろしくねっ♪』
「って何処に引っ越してきたの〜??」
『えっとねぇ・・・・・何処だろっ・・・・??笑)』
「あははwwって天然ッ??ww笑」
『いや〜;;;物忘れが激しいだけだよぉ。。。』
やったっ♪友達ができたっ。これで明日から、一人じゃなくてイイんだっ。
休み時間になると、さっそく女の子達が話し掛けてきた。
女子って何かを一人の子に聞きたい時には数人で行動するんだよねぇ・・・・
何聞きたいかもう分かってる。
「ねぇ。チャンのお兄ちゃんってw-inds.の君??」
『ぇ??違うよ??』
ほらっ。絶対聞いてくると思ったよっ・・・・;;
でも、絶対に自分のお兄ちゃんがw-inds.って事はバラさない。
どうせ、兄弟って分かった時点で「サイン頂戴!」って言って来るに決まってる。
だから、自分からは『の妹』とは言わない。
でも、いずれは分かる事。その時はそのときに対応するしかないけど・・・
こんな質問には、もう疲れた。。。。。
でもね、笑顔は崩さないのが私のモットー。
小さい頃に、お兄ちゃんから
『は笑ってたほうがカワイイよっ』って言われてから、なるべく笑うようにしてる。
時には笑いたくない時もあるんだけどな。。。。。
『はぁ・・・』
小さくため息をついた所を横でがじっと見ていた
「・・・・元気だしてねっ!!」
『うんっ♪ありがとっ★』
は、何でタメ息をついたのか、本当に兄弟じゃないのか。
何も聞かずに「元気出してっ!」の一言を言ってくれた。
ここでは本当の友達ができそうな気がする。。。。。
自分の本音を言える人が側にいるのかも・・・・
今まで恐くて言えなかったことも言える友達ができるのかな。。。