・。・・。・第1話・。・・。・。・
あるテレビ番組の収録を終え楽屋で帰り支度をしているときだった・・・
ふと、こんな話題が楽屋で持ち出された・・・・・
“―――――ファンと恋愛―――――”
この話題に真っ先に慶太が反応した。
『ファンとの恋愛・・・・・??そんなの、ありえないっしょ。。。。』
これが慶太の口癖・・・・・・
年に何回も【 ファンと恋愛発覚! 】とか噂を立てられてる本人としては
もう、そんな噂はコリゴリだった・・・・・・
「でもさぁ〜、結構ファンと付き合ってる芸能人っているじゃんっ??」
そう言ったのが龍一だった。実際、龍一はファンとは付き合ってはないが、
一般人の彼女がいる。その彼女も元々は龍一のファンだったそうだ・・・・・
『でも、オレはファンと恋愛なんか絶対しないよっ!!
これまで、何回ウワサが流れたことか。。。。。(ーー;)』
「慶太は恋愛の噂が多いよネ!!!笑))
それに比べて僕と龍一クンなんか・・・・( ̄∀ ̄*)」
『笑い事じゃないんだってぇ!!!(。 ̄x ̄。)
そんな噂は本当に迷惑なんだから・・・・・;;;』
そんな会話をしてるとマネージャーから声がかかった・・・・
「おぉ〜い!!3人とも帰り支度はできたっ??もう帰るぞぉ〜。。。」
『「はぁ〜い!!今行きますっ!!」』
帰り支度を済ませた3人は某スタジオを出て車に乗り込んだ
帰りの車の中はいつもうるさかった
龍一のはしゃぐ声・・・・マネージャーのスケージュール確認・・・・・
そんな中、慶太は黙って窓越しの風景を眺めていた・・・・・
「慶太・・・・外なんか眺めてどうした??」
涼平は慶太の様子を心配し声をかけた・・・・
『ん・・・。ちょっと昔の事を思い出して・・・・・』
「昔のコト・・・??何それ・・・??」
『・・・・・2人には言ってなかったんだけど・・・・
オレ、好きな子がいたんだ・・・・・』
「まぢでっ!?それって同じ業界の人??」
『いいや。。。。普通の人・・・・
そして・・・・・僕らw-inds.のファンだったんだよ・・・・・・・』
「Σえっ!!まぢ??今さっき“ファンと恋愛しない。”って言ってなかったけ・・・?」
『ぅん。。。。言ってた・・・・;;;;
だから、もうファンと恋愛はしないんだ・・・・』
「まぁ。いいんだけど。。。笑))んで、詳しい話聞かせてくれるよなっ・・・・??」
『ぅん・・・・・。。。。。
あの子と出逢ったのは半年前のことだったんだ・・・・・』
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